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Mortyさん缶バッヂ

はじめてイラストグッズを制作するときの注意点(ステッカー・缶バッヂ制作編)

2019年3月21日

こんにちは。はなさくのです。

今まではお仕事でゲームのUIを作ったり、簡単なベクターイラスト素材を作ったりしていたのですが、それ以外にも実はグッズ制作をしたことがあります。

当時は、グッズ制作の実績などなく、正直わからないことだらけでした。数多くある印刷会社のうちどれを使えば良いかなど、色々と不安だらけでしたね。

というわけで、今回はその当時のことを思い出しながら書いてみます!

グッズを依頼した印刷会社をご紹介

ステッカーを依頼した印刷会社は「ZEAMI Sticker」さん

ステッカー制作ですが、少部数でも制作可能で、単価も安く、他の方の実績なども公開しているという理由から「ZEAMI Sticker」という印刷会社に依頼することにしました。

特に「同一紙種・同一サイズであれば、デザイン違いでも1デザインにつき10枚以上(合計50枚以上)から発注可能」というのにグッときました!

その他にも、実際に無料でサンプル品を請求すると、手元で色合いや光沢具合などを確認できるサービスがあるので便利ですよ。

そして、上記で色々上げましたが、最終的に、サイトのデザインがポップでかわいい!というところにかなり惹かれました(笑)

缶バッヂを依頼した印刷会社は「Secondpress」さん

缶バッヂは「Scondpress」さんという印刷会社に依頼しました。

ここの会社については知人から勧められ、良さそうだったので利用しました。高品質で低価格、かつ納品までのスピードが早いです。缶バッヂのサイズの種類が多いのも良いです。

ステッカー&缶バッヂ制作フロー

依頼する印刷会社も決めたところで、次に製作に取り掛かることにしました。製作時の大枠の流れは下記になります。

  • ① 入稿可能なデータ形式や注意点などを確認
  • ② 印刷会社指定のテンプレートをダウンロード
  • ③ グッズ用のイラストを制作
  • ④ 印刷会社に入稿
  • ⑤ 量産前にサンプル品を1部送ってもらう
  • ⑥ サンプルを確認し修正等を終えて、量産する
  • ⑦完成

上記の①、②については印刷会社ごとに違いがあると思うので、それぞれ各サイトの内容をチェックする必要があります。

ここまでの事務作業が終われば、あとはデザインするだけです。やっとステッカーと缶バッヂのデザインに取り掛かります。

デザインにOKが出たら、早速印刷会社に入稿です。各印刷会社のサイト内に、注文依頼ボタンなどが必ず設置されているので、それを押してあとは必要な内容を記入していくだけになります。

はじめてグッズ制作する人にやってほしいのは、依頼時に「量産前に1部サンプル品を送ってほしい」と一言付け加えることです。たとえ有料ですと言われても、これはやっておいて損はないです。特に部数が多い場合は取り返しがつかなくなるので、事前にサンプルを確認しておきましょう。

グッズ制作時の注意点

グッズ制作の振り返りとして、指摘を受けた部分や後悔していることをリストアップしました。

  • モニターで確認した色味と実際の完成品の色味はかなり違う
  • 量産する前に一部サンプルを確認する
  • ステッカーで、パーツごとにカットラインをいれる場合は塗り足しする
  • 黒はリッチブラック(C50% M50% Y50% K100%)を使用する
  • グッズの包装オプションは利用した方が良い

当たり前と言われそうですが、モニターで確認していたときの色味と印刷後の色味はかなり異なります。印刷物なのでCMYKで制作したのですが、実物の色味の明度や彩度がかなり落ちた状態になりました。

グッズ制作経験が豊富な人であれば、この辺りは感覚的に分かっているので問題ないかもしれませんが、はじめてグッズ制作するときには知識ゼロなので、量産前に必ずサンプルを確認することをオススメします。

それと細かいことですが、1枚のステッカー内に複数のイラストを入れていて、それぞれくり抜く場合は、カットラインを入れる必要があります。ここでくり抜いてね、とお知らせするラインを引くのですが、カットしたときにズレる可能性があるので塗り足しして余白を十分にとっておきましょう。

このあたりの詳細は、各印刷会社のサイトを見れば、〇〇mm余白を取ってくださいと注意書きで記載しているはずです。

また、イラスト内に黒を使用したい場合は、リッチブラック(C50% M50% Y50% K100%)を使うことが推奨されています。スミベタ(K100%)や4色ベタ(C100% M100% Y100% K100%)よりもキレイな仕上がりになるそうです。

最後に、グッズ一つずつの包装ですが、自分でやるのは相当な手間なので、オプションを使い包装を印刷会社にお願いした方が楽です。そこまで値段も高くないのでコスパは良いと思います。

完成したグッズのイラストを公開

今回のグッズですが、ゲーム実況者の「Motty」さんから依頼を受けて制作したものになります。イベントの販促物として制作しました。(2018年のイベントでリリース済み)

ステッカー

Mortyさんステッカー(バイク)

Mortyさんステッカー(ゲーム)

缶バッヂ

Mortyさん缶バッヂ

イラストグッズの制作を終えて

グッズ制作にあたって、はじめは不安だらけでしたが、終えてみて本当に良い経験になったと感じました(依頼してくださったMottyさんに感謝!)。

また何かグッズ制作してみたいですね。自分用に1点から制作できるサービスもあるので、挑戦してみようかと思います。

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