ゲームに関わるデザイナーを職種別に分類してみた
ふと、思いました。
UIデザイナーとしてゲーム制作に関わっていたとき、デザインチームには様々な職種の方がいて、作業分担していたな、と。
デザイナーと一口に言っても、各分野に特化したスペシャリストが多くいます。
今回は、ゲーム制作に関わるデザインチームのメンバーをご紹介します。
ゲーム制作チームメンバー
ゲーム制作チームメンバーの相関図を作成しました。今回は、デザイナーに焦点を当てているので、それ以外は一部省略しています。
ディレクターやエンジニアについては、省略していますが、ここもかなり細かく職種別に分かれています。
会社によって各職種の呼び方が違うかもしれませんが、あしからず。
「ゲームプロデューサー」がトップにいて、その直下に、ディレクター、アートディレクター、リードエンジニアがいることがほとんどでした。
プロデューサーは、がっつりゲームに関わるというより、外に向けてゲームを宣伝するなど社外での活動が多い気がします。
ゲームの仕様を考えたり、チームをまとめたり、クオリティを管理したりなど、内部の統制を図っているのは「ディレクター」です。(このポジションの人は本当に気苦労が耐えないと思います・・・汗)
その他に、アート全般を管理する「アートディレクター」とエンジニアをまとめる「リードエンジニア」がいます。
このポジションにいる方は、経験も豊富でスキルが高いので、マネージャーを兼務していることが多いです。
デザインチームメンバー
今回はデザイナーに焦点を当てているので、もう少し細かく見ていきます。アートディレクターの直下には、職種別にリーダーが存在します。
すべてのゲーム開発で、今回のような職種に分かれているわけではありませんので、一例として見ていただければと!
アートディレクターの直下には、
- テクニカルアーティスト
- UIデザイナー
- 2D(グラフィック)デザイナー
- 監修・外注管理
がいます。
テクニカルアーティスト
「テクニカルアーティスト」は、UIデザイナーが作成した素材をUnityなどに組み込んだり、UIアニメーションをつけたり、スクリプトを書いたりします。
同じ系列にいる「エフェクトデザイナー」は、ゲーム全体のエフェクト手掛けます。(魔法攻撃のエフェクトを作ったりなど)
そして、似た系列に「アニメーションデザイナー」がいて、キャラクターや敵の動きを細かくつけていく作業をします。(一度見せてもらいましたが、気が遠くなるような作業をしてます)
UIデザイナー
「UIデザイナー」は、ゲーム全体のUI(操作部分に関わる要素)を制作します。リードUIデザイナーが、ベースとなるデザインを決めて、あとは3人体制くらいで他のページを量産していくということが多いです。
2D(グラフィック)デザイナー
「2D(グラィック)デザイナー」は、ミニキャラを作成したり、アイテムアイコンを作成したりなど、描くもののジャンルが幅広いです。
「キャラクターデザイナー」は、その名の通りキャラクターを描きます。カード絵のキャラクターを描くことが多いと思います。
「背景デザイナー」は、カード絵の後ろの背景やバトル背景など、背景全般を描きます。たまに、アイテムの絵を描くことなどもあります。
監修・外注管理
「監修・外注管理」をするデザイナーは、主に外部に依頼しているカード絵や背景などをチェックして、フィードバックを返したりなどの監修業務がメインです。自分で一から描くことはほとんどないです。
「レタッチ」をメインで行うデザイナーは、主にカード絵が主体のゲームで活躍します。カード絵のキャラクターと背景は別々の人が描いているので、それを一枚の絵として合わせた時に違和感がないように、色合いや影など調整して仕上げていきます。
ゲームUIデザイナーに関わりが深いメンバー(おまけ)
ここからは、おまけ記事ですが、自分がUIデザイナーであったときに、関わりが深かったメンバーについてご紹介します。
上記の中でも特に、コミュニケーションを多くとったのが、
- プランナー
- テクニカルアーティスト
- クライアントエンジニア
です。
プランナーから仕様書をもらい、それをベースにUIデザインし、テクニカルアーティストに組み込みをしてもらい、クラアントエンジニアに動かしてもらうという無限ループが続きます。
会社によっては、テクニカルアーティストの作業をUIデザイナーが行う場合も多いようです。
以上です!!
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